Gay Community: 2005年1月アーカイブ
思っていたとおり、大手SNSのミクシィの有料化のアナウンスが、今日午後7時頃あった。 予想通り、今までの無料サービスは継続するものの、「日記」の保存容量の上限が無料では100メガまでとなり、「メッセージ」の保存期間が60日となる。新設する有料会員制度は、「日記」は300Mの保存容量、「フォトアルバム」機能(300M)、メッセージの保存期間の制限無し、簡単な操作でタグが日記で使える機能、携帯電話でSNSを介してメッセージの交換、アンケート機能だそうだ。これで月315円。
私感だが、これで、昨年末から「爆発的」に増えたゲイのミクシィ利用者が頭打ちになり、ゆっくりと下降線を辿るのではないか。 現実的には、無料の会員で続けていくことは、メッセージの60日間の保存制限以外はあまり問題ではない。フォトアルバム、タグ、モバイル機能は無くてもさほど困らない。
ここに、2つの「クラス」が生まれることが、微妙に影響を与えると考える。いわば、たった月315円ではあるが、これを払う、払わない、払えない人が出てくるのである。いままで一つのクラスの中で垣根が無く繋がっていたSNSのコミュニティに背は低いものの垣根が出来た。ゲイは、この辺りを気にすると考えるのだが。
私自身、月315円を払えないことは無い、ただ、この会社に自分のクレジット番号を預けるにはやや躊躇いがある。大方のゲイの参加者が、各人の本名、住所など隠して参加しているので、なおさら有料会員に「アップグレード」するゲイは少ないであろう。
春以降、徐々にゲイの中ではミクシィはフェードアウトしていき、ある意味で、ストレート社会の中のSNSとしで正常な状態に戻ると予想する。
玉野さんからのトラックバックです。
ここで止めなければ、日本が危なくなる。というのがある意味共通認識であると思います。東京、名古屋、大阪などすでにHIV・AIDS啓蒙団体の方々が活動されている地域では、もう何年も前から危機感があったと思います。
一口に「ゲイコミュニティ」といっても個人、団体、地域、職域、趣味、指向といろいろあるとおもう。その中で「団体」のカテゴリーについて、少し不満がある。
この頃、SNS(ソーシャル・ネットワーク・システム)に変化が起きていると感じる。去年秋口から、ゲイコミュニティで火が付いた感があるSNSではあるが、やや沈静化してきた。
Yesturday