HIV感染者1000人を超える
玉野さんからのトラックバックです。
ここで止めなければ、日本が危なくなる。というのがある意味共通認識であると思います。東京、名古屋、大阪などすでにHIV・AIDS啓蒙団体の方々が活動されている地域では、もう何年も前から危機感があったと思います。
現実的に、このままの状態でHIVへの感染者の数が増えるとどうなりますか?HIV医療、特に薬剤の価格を皆さん知っていますか? 健康保険で3割負担、障害者の扱いでかなりの額が公費で賄われていることをご存じでしょうか。 もちろん、公費で賄うことが当たり前だとおもいます。、カクテル療法で数種類の薬剤を投与さえたら、薬剤費だけで月に数十万円の薬剤費がかかることを、一般の人がどれだけ知っているのでしょうか。
このままHIVに感染する人が増えると、現在の健康保険制度は、すぐに崩壊します。そうすると、HIVだけでなく、医療にかかるすべての人に影響を及ぼすことになることを考えた事があるのでしょうか。自分が風邪をひいて消炎剤を処方されるのに、数百円プラスになるなりの何とか払える、しかしもっとシリアスな病気、ガンや脳血管障害で入院したとき、現行の3割から例えば5割負担になったら貴方は支払えますか? HIVもある意味で特別扱いにならず、5割負担となって、月10万円の薬剤費を一生払い続けられますか?
この国の政治・制度はあっという間に悪く変わります。こんな見方からも、絶対に、これからはHIVには感染してはならないのです。10代、40代以上の発病してからの発見が多いと聞きます。あらゆる年齢層に納得してもらえる教育をいま是非必要と感じる。
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コメント(2)
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Yesturday
トラックバックどうも。
まだまだ感染者は1万人ですし、そのうち障害者手帳を取得しいてる人は数千人ですから、保健医療費や障害者手当て全体の中から比べると、比率は低いです。社会防衛を唱えるのは微妙で、うまくやらないと、そういうことをいうと「感染者が社会をおびやかしている」という文脈になってしまう。
行政がきちんと手を打たないと社会保障制度が崩壊して、大きな社会不安を呼び起こしますよ、というような形で行政に訴えるのはありかもしれません。そこのところ上手にもっていかなければいけないのが難しいところです。
玉野さまへ
コメントありがとうございました。その通りですね、あまり、一般向けにこのようなことを大きな声で言いすぎると、感染者に対しての差別を助長する恐れがありますね。
上手に行政側に働きかけることは至難の業になるでしょうね。
私が、実際に抗HIV薬の価格を調べて、1ヶ月にかかる医療費を計算したところ、とんでもない金額になり、このような事実を具体的に、HIV,AIDSに興味がある人や、教育プログラムの中には取り入れなければいけないと思った次第です。
「つぴの、いい加減なblog」1月25日http://blog.livedoor.jp/iso1967/tb.cgi/12974312
にも、「お金がないときの最後の手段として、障害者認定の等級を上げるという危険な賭けをする」という、事例もあります。つぴさん状況では冗談のようなシチュエーションと取れますが、実際にこのような考えを持つ陽性者の方も現れてもおかしくないような気がします。
また今回の報告で「性の乱れ」について言及がありますが、括弧付きで「合法ドラッグの乱用」とありますが、5-meo-diptのここ数年の氾濫を無視できなくなったのかと思量されますが、「性の乱れ」と目にはいると、ストレートの人は「同性愛」そのもの、と感ずる人も出てくるのではないかと、少し不安を感じました。
今後とも宜しくお願いします。