Lonestar: 2005年10月アーカイブ
写真は今日の某検索エンジンのトップである。
いつもは便利に使っている反面、サーチロボットはうざったいのだが、このくらいの「遊び心」はすきである。
昔、Macユーザーだった頃、起動する時間によって「おはようございます」「こんばんは」のように変わったり、クリスマスや正月も別のメッセージが表示された。
単純な仕掛けではあるのだが、初めて見たときは凄く感激した。
永田町では憲法改正の話しが、現実味を帯びてきている。 みみちぃ、組閣も終わった。
今晩はハロウィーンである。 一晩だけでも現実逃避したい。
私の好きなアメリカの歌手に、ダン・シールズという人がいる。 20数年前に「イングリッシュ・ダン」という名で歌っていた。 唯一のヒットソングが「秋風の恋」。 今日、午後の東京はまさに、それにピッタリくる気候だった。
まもなく11月。 来月は、久しぶりに休暇をもらって、リフレッシュしてきたいと思う。
前回のエントリーでこの法律のことを書いたが、政府与党は、まだ少しは考える力が残っているのか、共_謀_罪の、今国会での成立を断念した。
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共謀罪:政府・与党、新設を断念 民主党の反発強く--今国会
政府・与党は17日、実際に犯罪行為に及ばなくても、事前に仲間で共謀しただけで罪に問える「共謀罪」の新設を柱とする組織犯罪処罰法などの改正案について、今国会成立を断念する方針を固めた。複数の政府・与党関係者が明らかにした。
改正案をめぐり、自民、公明両党は17日の与党国対委員長会談で「与野党の総意」による今国会成立を目指す方針を確認した。しかし、民主党は「実行行為を処罰する刑法の原則を崩す」と強く反発、与野党協議では18日に予定されていた衆院法務委員会開会も合意できなかった。与党の一部からも「対象となる団体の定義があいまいだ」などとして修正論が出ていた。
自民党国対幹部は17日、「来月1日の国会閉会ぎりぎりまで努力するが、23日の参院神奈川補選前に衆院で強行採決はしない。その後に成立させる時間があるかと言われれば厳しい」と述べた。【平元英治】
毎日新聞 2005年10月18日 東京朝刊
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政府野党は「今国会」は断念したが、将来的にはわからない。 今後も注意深く見守っていかなければなるまい。
しかしながら、テロ特措法の1年間延長の改正案が衆院通過した。
1ヶ月前の選挙の結果を受けて、いよいよヤバイ状態になってきた。
本日郵政関連法案が成立した。 これは選挙の大勝から織り込み済み。
そして今日は、障害者 自立支援 法案が参院本会議で可決された。 多少修正するとは言っているがほとんどの適用者には改悪となろう。
もっと恐いことが起きている。 以下は中日新聞のネット記事からの引用である。
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「共_謀_罪」新設で審議入り 謀議参加だけで処罰
殺人など重大犯罪の実行行為がなくても謀議に加わるだけで処罰可能な「共_謀_罪」新設を柱とした組織犯罪処罰法などの改正案は十四日の衆院法務委員会で、南野知恵子法相の提案理由説明と質疑を行い審議入りした。与党は今国会での成立を目指しているが、法相は同日午前の記者会見で「(政府案が)一番良い形であると思い提出したが、もっと良いものになるのであれば審議してほしい」と法案修正に前向きな姿勢を示した。
改正案は二〇〇三年の通常国会に提出されたが野党や市民団体が「共_謀_罪の適用対象が犯罪集団に限定される保証はない」などと強く反発。継続審議や廃案を繰り返し、今年六月の通常国会で審議入りしたが、衆院解散に伴い廃案となった。
政府は今国会に改正案を提出。与党では(1)適用対象を組織的犯罪集団に限定することを明確にする(2)何らかの準備行為があったことを共謀罪の構成要件に加える-と修正する案が浮上している。
(一部検索ロボット対策で_を入れた)
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また産経新聞ネット版では
「自民党新憲法起草委員会が、今月中に決定する党憲法改正草案の前文の素案全文が7日、明らかになった。「国を愛する国民の努力で国の独立を守る」との表現で、愛国心とともに国防への決意を表明した。」
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特に「共_謀_罪」についてはとてつもなく危険な法律である。 これが成立するようでは、旧社会主義国家の共産党支配の体制のように感じる。
冗談で「XXを殺そうか」、と言っただけで、それを誰かが聴いて警察に通報したら、それだけで懲役刑になりうる。これが危険じゃなくて何が危険というのであろうか。
くどいようだが、前回の選挙で自民党に投票した人々はこのような政治傾向になることを考えて投票したのであろうか。 多分違うであろう。 マスコミでは、都市部に住む若い人の保守化傾向で、今回自民党が大勝したと言っているが、本当だろうか。 今回の選挙は、やはりマスコミを巻き込んだ単なる「小泉劇場」の観覧者が、催眠術にかかって投票したと考える。
この先、憲法が改正され、自衛隊が軍になり、「有事」が起こり、徴兵制が敷かれたら、投票した、あなた達が、戦地に赴くのだ、という危機感を、彼らが持っているとは到底思えない。 これは言い過ぎだろうか。
郵政民営化という、国としては小さな問題を論点に仕立て、国民の視点をずらせて、裏ではもっと凄いことを考えていた。 これは国民を騙しているとしか言いようがない。
だからと言って、私は自ら行動を起こそうとは思わない、だらしのない男である。 徴兵制についても、本当に実施されたら、多分私は50歳台位になっているので、赤紙は来ないであろうとタカをくくっている。
せめてできそうなことは、本当に危なくなってきたら、この国から逃げ出すことしか、私にはできない。
こんな暗い話しをしたくはないのだが。
去年から話題にしているSNSだが、私の予想に反してゲイの中での勢力が衰えていない。
また、マスコミなども「ブログの次はSNS」などと話題にしているせいか、ミク_シィでは、全体のIDの数が100万を超えた。
ここで、ゲイとストレートの共存は表向きできているようであるが、裏ではかなり、ゲイに対する憎悪が表面化してきた。 某巨大掲示板においても、それに関するスレッドが立ち上がり、ミク_シィのIDが無断で公開されて、直接リンクが張ってある。
ミク_シィ側としても会員制なのだから、ログインした人のみ、IDを辿ることができるよう、早急にシステムを整備すべきである。
ゲイ側としては、SNS内の「コミュニティ」という場所に、やたらに「For Gay」や「ゲイ・オンリー」のコミュニティが乱立状態である。 「ゲイ」でコミュニティの数を検索をしたら2992と出た。
たしかに、ゲイのゲイの為だけのコミュニティもあり得るであろう、しかし、何もかも「ゲイ・オンリー」では、ストレートの立場としては、首をかしげたくなるであろう。 「うざい」と考える輩も増えよう。
セクシュアリティーを超えて、あるいは無視して語り合えることも多いと思うのだが。
私は主に北米を旅行してきた。
大概は独り旅なので、極貧ではないものの、比較的経済的な旅行を心掛けている。 北米では、どのような組み合わせであれ、「二人」が基本なので、独り旅では高くつことが多い。
一番の問題はホテルである。 北米では、ホテルは「部屋を貸す」という意識が強く、その部屋の定員までならば「室料」は変わらないのが一般的である。 つまり、ベッドが2台ある部屋ならば、大概が定員は4名である。 つまりシェアすればひとりあたりは一部屋の25%で済むことになり、エコノミーな宿ならば、格安に、また高級ホテルでも無理せず泊まることができる。 しかし裏返せば、ひとりでも「室料」は変わらないのである。
私の旅行は全てプライベートである。 その中でのホテル支出の基準は、日本では1泊6000円、アメリカでは100ドルを目安としている。 アメリカで私が訪れるような都市にも、「安宿」は存在するが、安全性を考えると、このぐらい出さなければ危険なのである。 しかし、その基準をクリアできるホテルが無くなりつつある。 来月シカゴへ行くが、ダウンタウンでは100ドル以下のホテルは見つからなかった。 11月という中途半端な時期にもかかわらず、エコノミーホテルでも軽く100ドルを超えていた。 仕方がないので、空港近くのホテルに宿を予約した。
次ぎに空港から市内へのアクセスだが、私は公共交通機関を使うことが多い。 空港からホテルまでは、パックや団体ならば送迎バス、ビジネスならばタクシー、個人旅行ならリムジンバスか乗り合いタクシーが一般的である。 私は北米の旅行はこのごろ休みが取りづらいので、3泊5日というスケジュールが多い。 したがって荷物も大概はディパック1つである。
空港からダウンタウンまで、地下鉄が走っていて便利な都市は、サンフランシスコ、シカゴ、アトランタ、ロンドンである。
シカゴは市の中心部からオヘヤ空港まで、地下鉄で約40分ほどかかるが、料金は1.75ドルである。リムジンならば15ドル、タクシーならば40~50ドルとチップがかかる。 オヘヤと市内は高速道路で結ばれているが、その高速道路の上下線の間に地下鉄は走っているので、道は渋滞していて時間がかかるが、地下鉄ならば40分と言うことも起きうる。 私はアメリカの連休の時、オヘヤからホテルまで2時間かかったことを経験している。
サンフランシスコは一昨年、BART(BayAreaRapidTransit)が空港まで乗り入れたが、予想を下回る乗客数で、頭を抱えているという。
基本的にアメリカ人は家からクルマで空港に来て、駐車して、現地の空港でレンタカーを借りるのが標準的なパターンである。 空港も、敷地内にある駐車場の料金は高いが、周辺の駐車場ならば、1泊5~6ドルで済む。
アメリカは、基本的に公共交通機関は「弱者」の乗り物とされている。 経済的にクルマをもてない人、あるいは身体や精神的に障害がありクルマの免許を持てない人、それと老人である。 これは、北米のどの都市に行っても感じる。
ホノルルも私は19,20番のバスを愛用している。 空港から市内まで2ドルである。 同じ便で到着した人たちがツアーの出迎えのバスで去ったあと、ターミナル前のバス停のベンチでバスを待っている間が好きだ。 生暖かい風と、強い日差しと、早い雲の流れ。
残念ながら、上記の理由から北米では公共交通機関は上品な乗り物とは思われていない。 また、車内でしばしば問題が起こることもある。 しかしながら、私は多くの都市で夜遅い時間を含めてかなりの回数使っているが、危険と思った経験はない。
何処の都市でも一番の問題は、時刻表通りに来ないことである。 私は昨年本来ならば12分ごとに来るはずのバスを早朝に1時間待ったことがある。 よって時間的余裕は必須である。
今日の毎日新聞インターネット版より引用
「殺人依頼や銃器、薬物販売など、インターネットの違法・有害サイト対策を進めている警察庁は、一般利用者からの通報を集約する「ホットライン」業務を、業界団体に外部委託する方針を固めた。団体内に技術力の高い専門の「情報センター」を設置し、違法サイト情報を一元管理する。警察庁は、警察への通報、有害サイトの削除措置の迅速化が図られると期待している。
情報センターは、専門の担当者を常駐させ、違法・有害サイトを発見した一般利用者などからの通報を受け付ける。サイトの内容を確認したうえで、銃器、薬物売買などの違法性が明確な場合には直ちに警察に通報。また、性的な感情を刺激したり、犯罪を誘発するような有害サイトの場合は、プロバイダーに勧告し、削除を要請する仕組み。相次ぐエアガンの改造部品取引の監視にも威力を発揮することが期待されている。」(以下省略)
この記事でも「表現の自由が侵される恐れがある」としているが、銃器、薬物販売については比較的識別しやすいけれど、「性的な感情を刺激」に関しては、主観が入り、判断に迷うことが容易に想像できる。
この制度の乱用による「表現の自由」が奪われないことを願うが、先の選挙の結果を見ても、暗澹たる気持ちになるのは私だけではないはずである。
先週末、とある県の2番目に大きい市へ、プライベートで出かけた。
以前からゲ_イバーの話題になってはいたのだが、ここの市にある高校の出身者で、現在ゲ_イバーを経営されている方は全国で10人を超えているという。
前日行ったバーのマスターもこの高校の出身であった。
先週土曜日は、たまたまこの高校の学園祭で、時間もあったので、数十年ぶりで学園祭なるものに出かけた。 冷房の無い体育館に詰め込まれて暗幕を降ろされ、かなり凄い状態ではあったが、クラス単位で行うパフォーマンスは充分に楽しめるものであった。
そこで気が付いたのだが、私は彼らの親の世代なんだと言うことを。 今年入学した1年生は平成2年生まれ、私が27歳の時である。
自分の世代を再認識した瞬間であった。
前にも書いたが、私のハンドルネームの由来はサンフランシスコの同名のバーから由来している。 もう10年以上使っているが、気に入っている。
いま、グーグルでこの名前を引くと、アメリカのカントリー&ウエスタンのグループがトップに来る。 私も数年前、同名ということでCDを買ったが、中々良いのである。 残念ながら、このジャンルのCDを日本で購入するのは大変なのである。
そのLonestarが先月半ばに新しいCD"Coming Home"が発売された。アマゾンで購入手続きをすると、アメリカ発売日から1週間後に自宅に届いた。 このあたり、通販の便利さを実感させてくれた。
今回のも、中々良い。
選挙の結果以降、ブログへの投稿ができなかった。
先月末にMovableTypeがバージョンアップして3.2となった。 今日の夕方からバージョンアップを行ったが、とても難しく感じた。
今まではアップグレードパッケージを展開して、上書き、そしてアップグレード用CGIの起動でできたのだが、今回は、config.cgiをエディタでいじることとなった。
2時間ほど格闘の末やっとアップグレードすることができたが、アン・フレンドリーな気がする。
Yesturday