GLTB&Challeng_ed person
今日午後、サンフランシスコから帰国した。あっという間の一週間ではあったが、貴重な体験をいくつかした。 出発する前日に新宿aktaでちょっとした催しがあり、その終了後P氏とI氏とで、とあるバーで話した。その中でゲイと障害者の関わり合いについての話題が出た。
ゲイのコミュニティの中では、聴覚に障害を持つ方は比較的多くおられる。また、聴覚障害者同士のつながりやサークルなど比較的活発に活動されているように思う。 P氏は、そのほかの視覚や四肢に障害を持つ方をゲイの世界で見たことが無いと言っていた。そのバーのマスターも、数十年のゲイ歴が有る方だが、視覚障害の方はあったことがないという。
後天的に、特にゲイの世界を知って障害を持つようになったら、自分の障害を気にして、ゲイの世界に出たいけれども「外見」重視のゲイの世界なので、気後れして出てこられなくなってくるのであろうか。障害を持ったことで、ゲイがゲイでなくなることは無いと思う。
今回、サンフランシスコで、貴重な体験をした。サンフランシスコで一番大きなハッテン_場で、車椅子の方を見かけたのである。アメリカは公共施設ではもちろん、レストラン、ホテル、バスや地下鉄などおおよそ全ての施設が車椅子対応となっている。
アメリカで数え切れないほどハッテン_場へ行ったが、車椅子の方を見たのは初めての体験であった。 そのハッテン_場は、残念ながら車椅子対応とはなっていないが、動ける範囲で、彼は行動していた。
また、昼間ゲイイベントの会場で、視覚障害の方も見かけた。 健常者の方に付き添われて会場を廻られていた。 また、ここでもハッテン_場とは違う車椅子の方もいた。
今回は参加登録した人が800人程度ではあるが、主なイベントでは、必ず手話通訳が付く。コンテストは約4時間だが、二人の手話通訳者が交代で全ての内容を通訳していた。
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Yesturday
追補
アメリカでも、言葉の言い換えはこの頃よく行われていて、男女で分けられていた言葉を換えています。
ポリスマンからポリスオフィサーへ、ファイヤーマンからファイヤーファイターなどです。
障害者も、ハンディキャップドという言葉が一般的ですが、デフやブラインドの言葉も一般的です。全ての障害を持つ包括的言葉で、チャレンジドを使うことがありますが、まだ、一般に広がっているとは感じられません。