Diary: 2006年4月アーカイブ
昔から、銀行やデパートではお客さんを呼ぶときに 「XXさま」と呼んでいた。
先日所用で出かけたN区役所住民課でも、呼び出しの時「~さま」と呼んでいる。 どうして「~さん」ではダメなのだろうか。
病院、医院も同じでほとんどのところが「~さま」に変わっている。 もっとわからないのは「患者さま」という言葉。 なんか変じゃないかな、とずっと思っている。
言葉を「さま」に変えたことによって、より、「お客様」としての区民、患者として向き合おうというのが、意図だと思うが、単に言葉を変えて、それで終わり、という感じがする。
時として「XXさん~」のほうが、暖かい感じがすると思うのが。
個人保護法の関係で、病院などでの呼び出しも、名前を言わず、番号で呼ぶところもある。 「125番のカードをお持ちの患者さま~」。
なんか嫌だな・・・・
現代人は、日常で対面する人たちを、機械と同じと思っている人たちがい多い。 バスの運転手、宅配便のドライバー、コンビニエンスストアの店員など、相手が人間であるということを全く無視をする輩がなんと、多いことか。 相手を人間として見るときは、クレームを付けるときだけである。
人間なんだから、個性があるのは当然、このような呼び出しの場面でも、時として、不快な思いをすることがあるかもしれない、しかし、機械が話すような呼び出しより、ずっと良いと良いと思うのは、私が中年域になったためであろうか。
Yesturday