男おひとりさま道
上野千鶴子著「男おひとりさま道」は、中々的を射ている内容である。
むろん、「ゲイ道」を語る本ではない。
将来ひとりになり、老いを迎えるという現実では、ゲイはストレートの既婚者よりも「おひとりさま」になる確率は格段に高い。
いつかは来る「おひとりさま」に備えるのは、現実味を帯びるのは40歳代くらいだろうか。 Blogerとの方々は、私が考えるに、比較的若い方々が多いように感じる(私が基準だが)、その方々も、さらっと、このような本をお読みになることをお薦めしたい。
歳はあっという間にとるものであるから。
http://www.sociohealth.co.jp/book/db1/data.cfm?code=5890753
内 容 はじめに
第1章 男がひとりになるとき
増えている男おひとりさま
死別シングル
離別シングル
非婚シングル
タイプ別に老後をシュミレーション etc
第2章 下り坂を降りるスキル
人生のピークを過ぎたとき
男の定年、女の定年
老いを拒否する思想
弱さの情報公開
定年後にソフトランディングする etc
第3章 よい介護はカネで買えるか
男おひとりさまのふところ事情
いくらあれば施設に入れるか
個室か、雑居部屋か
ケア付き住宅はおすすめか
在宅単身介護は可能か
第4章 ひとりで暮らせるか
男は自立しているか
「食」のライフラインを確保する
カネ持ちより、人持ち
友人は人間関係の上級編
選択縁タブー集「男の七戒」 etc
第5章 ひとりで死ねるか
生の延長線上にある死
在宅看とりを支えるひとたち
家族という'抵抗勢力'
介護保険を「おひとりさま仕様」に
和解のススメ
あとがき
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