Linux/Debian
ここ10日ほど、このブログの更新をサボった。 花見や飲み会やら多かったので、時間的余裕がなかったのが大きな理由である。
それ以外には、自宅のPC環境を変えたため、その整備に時間を費やす羽目になったのである。
前のエントリーにNASの事を書いたが、この導入した、NSADPDRとういNASはコンセプトは気に入ったが、何せ処理速度が遅すぎる。 そのNASはUSB2.0で外付けHDDに接続するのだが、LAN全体から見たファイル転送速度はUSB1.1程度。
音楽関係、写真関係の保管を目的なので、とても、満足に使える状態ではなかった。
そこで、目を付けたのは、ちょっとマニアックではあるが、玄人志向(バッファロー関連会社)の「玄箱」である。 少し大きい弁当箱ほどの大きさの中に、CPUはじめ、メモリ、インターフェースとして、ギガビットのイーサネット、USBポートを持つ。 これは、画面出力を持たないPCとして扱っても良い製品である。 ただし、「キット」扱いであるから、別途、HDDは用意しなければならないし、OS、ソフトは自分でインストールしなければならない。 また、メーカーのサポートが、一切無いのもこの商品の特色となっている。
標準では、ただNASとして機能するためのOS(Linux)がCDーROMの形で添付され、それを、PCを使ってインストールすれば、立派なNASとなる。
しかしながら、この製品は、自分でカスタマイズ出来ることを「売り」にしている。
当然、私もそれを狙ってこの製品を購入した。 Linuxはルーツが同じだが、ディストリビューションという、亜種が存在し、それに伴って、インストールするソフトや、関連ソフトが異なる。
私が選んだのは「Debian」という亜種である。 苦労することはある程度予想できたが、OSをインストールすること10数回、そのうち、数回は、一旦筐体からHDDを抜き出し、別のPCでフォーマットをかけるという、「外科手術」も必要だった。
また、ウインドウズやMacのようなGUIになれた体には、LinuxのコマンドラインをいちいちTelnetで送信しなければならないことは、やや戸惑ったが、最後には、感を取り戻した。 悪戦苦闘の10数時間やっと、Linuxサーバーとして立ち上がった。
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