大阪ではコンドーム配布休止
この前書いた、MASHOsakaが発行する「Sal」で興味深い記事があった。 3年間続けてきたコンドームの無料配布をこの4月から休止するとのこと。
配布は続けたいのだが、予算が厳しくなり配布できなくなったのは、公的機関からの資金調達が減少してしまったためであろうか。 コンドームの無料配布は、HIVの蔓延を防ぐためには有効な方法であろう。
しかし、受け取る側の問題もある。 あまりにも簡単にコンドームを無料で手に入れることができるため、そのコストについて考えなくなったことである。 水や空気と同じ考えであろうか。 本来コンドームは極めてプライベートに使われる物であり、使用する人が個人的に入手すべきであろう。 経済的に困っているならいざ知らず、大概の人は、容易く購入できる価格の物である。
コンドーム配布のコストがかかりすぎ、団体としての活動が制限されることとなるならば、休止は仕方がない。
日本では中々難しいとは思うが、「コンドーム配布基金」を創設して、寄付を募ったらどうであろうか。 上手にPRしてネットや携帯電話でで決済できればかなり集まると思うのだが。 MASHOsakaだけで年450万円の費用がかかっていたとは、少し驚いた。
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Yesturday
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