ユナイテッドVSノースウエスト
私はミクシィの中で、趣味で航空会社の「コミュニティ」を4つほど作って運用している。もちろんゲイオンリーではない。ユナイテッド航空(以下UA)とノースウエスト航空(以下NW)のコミュニティと他2つであるが、UAとNWのコミュニティは同じに作ったが、面白いように、参加者が拮抗している。 今日現在UA120名とNW117名。と、無理矢理、ミクシィネタにはしたものの、今日の話題は、両社のFFP(マイレージサービス)の使い勝手である。
私は、北米行きの路線しか価格動向を知らないが、UAとNWでは、「格安航空券」では、各方面約1万円ほどNWが安いことが多い。 マイルを貯めるにはNWは最近「スカイチーム」に参加したのでエールフランス、デルタ航空、KLM、大韓航空などでもマイルを貯めることが出来る。しかし日本国内では、JASと提携したものJASが日本航空と合併したため、現在提携先が無く国内線ではマイルは貯められない。
一方UAであるが、こちらは「スターアライアンス」のメンバーで、ルフトハンザ、シンガポール航空、SAS、タイ国際航空などで飛べば、マイルを貯められる。 日本国内では全日空と提携しているので、国内線、国際線共にマイルを貯められる。
貯めたマイルをどうするか、無料航空券かアップグレード(国際線でエコノミークラスからビジネスクラスまたはビジネスクラスからファーストクラスへ上位のクラスに変更すること)で使うこととなる。
国際線については、別の機会に譲るが、国内線で使用するときに、UAとNWでは規則が大きく異なることを皆知らない。
まず、両社とも15000マイルで、「日本国内線無料航空券」と交換できるとしている。NWはマイルを使用することのみ提携している日本航空で、UAはスターアライアンスの全日空で利用できる。
まず、NWでの規則は、「往復あるいは任意の2区間となる」ということである。これは直行便があるところでは単純往復が可能であるが、直行便が無いところでは、片道でしか利用できなくなる。例えば旭川から沖縄まで飛ぶとすると、旭川、沖縄間が直行便が無いために旭川・東京、東京・沖縄となり15000マイルでは片道にしか利用できない。 一方UAでは「日本国内の往復旅行」となり、全日空便が就航しているいずれの空港からずれの空港へも15000マイルで往復出来る。前例の旭川、沖縄間も「直行便または直行便に準ずる経路利用」ということで、東京も乗り継ぎ可能であり、往復15000マイルで済む。(ただし経由途上で滞在は出来ない)
NWの場合は日本航空のコードシェア便(日本航空の便名がついているが、実際に運行する会社が違うもの、例えばJTAなど)は使用不可である。一方、UAでは、全日空の便名がついていれば何でもOKである。極端な例では、稚内-千歳-東京-那覇-石垣は稚内、千歳と那覇、石垣がエアーニッポンの運行であるが全日空便であるので、15000マイルで往復飛行可能である。
予約開始時期は両社おなじで2ヶ月前である。去年まではUAでは、なんと331日前から予約できた。一度予約、発券した便の変更はUAは、区間が変わらなければ、搭乗日、便の変更は無料。UAへ電話一本で済む。航空券の有効期間は、発行日から1年間。一方、NWでは、同様の変更をするためには1回US$50必要である。また、航空券は発行後90日有効。
ここまで、違うとは思わなかったというのが実感である。UAの日本国内線の予約は、全日空のサイトから全日空のFFPの会員のための特典空席状況を見れば、ほぼ、UA特典とリンクしているので把握しやすいが、NWの場合、NWの予約サイトから予約しろ、と出るが、ランダムに空席状況を見てみたが、空席を見つけることは出来なかった。
いま、私は13500マイルほどNWにマイルを持っているので、何とかあと、1500マイルを得ようと、自動車保険の見積もりで、250マイルを2件、2月末までに日本国内線を飛べばどこの会社でも、1搭乗500マイルもらえるので、無理矢理でも搭乗して15000にしようとしている。 しかし、15000マイルを達成した後、NWはとても使いにくい制度だなと感じた次第である。
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まあ、4万円あれば楽勝でバンコク行き航空券は買えるんんですが・・・。 続きを読む
Yesturday
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