ジープロジェクト新年会
10年もお付き合いさせて頂いている、ジープロジェクトの新年会が、先週の日曜日に、四谷三丁目にほど近いところで開催された。10年前、Gメンが創刊されたときに、縁あって記事を書くことになり、以来、記事の執筆の依頼は無いが、何かとお世話になっている。
この会は、例年は「忘年会」として暮れに行われるのだが、今期は暮れに会場が取れないため、新年会として行われた。後で聞くと200名を越す参加者があったそうだ。
10年前のジーメン創刊記念パーティは、赤坂の小さな事務所で、ほんの身内プラスアルファで行われたのだが、本当に10年で大きく成長した。
出席者も、ジープロに直接関わる作家、ライター、モデルはもとより、印刷所、広告主、それに各種ゲイ団体の代表の方々、サブカルチャー関係、映画配給関係、ゲイバーのマスターなど、女性を含む多くの人が参加していた。
ここで、タックスノットの大塚さんに声をかけられ、このブログを見ている、といわれ、かなり驚いた。
10年経つと人が変わる。編集長も変わっている。ジープロの中で知り合いは一人きりになってしまった。赤坂時代を知っているのは、スタッフでも一握りになってしまったようである。
そのなかで、10年間細くお付き合いしてくれ、かつ気軽に声を変えて頂くのが、作家の田亀源五郎氏である。彼は創刊当初から、表紙と漫画を書き続け、ジーメンには無くてはならない存在である。彼の描く血なまぐさいSMチックなゲイエロティックアートとは無縁のような、優しい人柄の方である。
新年早々、私の主催しているサークルのホームページで、この10年間の「熊カルチャー」をアーカイブしようと思い立ち、ジープロジェクトの承諾と協力をもって、創刊号から最新号までの表紙を、全て集め一覧にした。全部で107号のうち創刊号から62号が田亀源五郎氏の描いた作品が表紙絵として使われている。
他に、読者からの購読費を踏み倒して倒産した、アメリカ、サンフランシスコのBrush Creek Mediaが発行していたBEAR Magazineの表紙も、手元のある分は全て掲載した。
10年をひと区切りとして、少し振り返り、また、前を見て行こうと思う。
ジーメン、ベアマガジンの表紙は次のURLからお入りください。
http://www.st.rim.or.jp/~lonestar/bcj/archives/index.htm
(写真)
新年会に参加した人への「お土産」。Not for saleのとおり、中身は、ボカシの処理がない田亀氏の作品である。
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コメント(1)
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Yesturday
archives拝見しました。
ほかのコーナーも、久しぶりに細かく。
継続は力。をベースに、魅力を築いていますね。
なにかそれこそ足跡がしっかりとあって、すてきです。
今年は、なにか変わり目の年になるのでしょうか?<BCJ