Gay Community: 2006年2月アーカイブ
昨年は、ゲイのインターネットのコミュニケーションツールの話題は、ミクシイ(SNS)一色であった。 無料である程度のプライバシーが保たれる。 匿名で参加できるが、友人からの「紹介」がないと参加できないのがミソで、設定によっては、非情に便利なツールとなり、爆発的にゲイに広まったのはご存じであろう。
最近になって、ゲイ専用のSNSがいくつか開設されたが、パットしないのが実情ではないか。 システムはミクシイと同じソフトを使っているため、使い勝手はほぼ同じである。 しかし「ゲイ専用」とすると、悲しいかな「エロ専用(優先)」となってしまうのはしょうがないことだろうか。
本来禁じているはずの「モロ出し」の写真があちこちに落ちているのが現状である。
さて、私が個人的に興味を持っているのは、アメリカでのネットサービスである。 私の知っているのは2つであるが、内容はほぼ同じである。 まず、参加登録をする。 その際に、必ず、顔の判る写真が必要である。 そして、居住地、好みのタイプなどの情報を登録すると、データベースに登録される。 必要に応じて検索すると、その人の情報が得られ、その場でメッセージを送ったり、メールを送ることができる。 ここまでは無料である。
二つのサービスも、無料会員だと若干の制限があり、写真の追加や、自己紹介の文章を変えると、10日間は、更新できない。 検索結果の写真が一部サムネイルしか表示できないなどである。 月US$10程度支払うと、これらの制限が無くなる。
これらのサービスが凄いのは「100%BEAR」であることである。 ゲイの中でもベア(熊)は、比較的少数派である、しかし、これらのサービスは万を超える参加者が全世界からあるのである。
残念なことにこれらのサービスに日本語が用意されていないし、ほとんど英語のコミュニケーションとなっている。
今日、BearWorld経由で、ベアのエイズキャンペーンの案内が来た。
BEARback yes, Bareback NO
というものである。 ベアコミュニティ主体のアンチAIDSキャンペーンはあまり聴いたことがないので、少し驚いた。
どのような団体がこのキャンペーンを行っているかは、若干調査が必要だが、バナーなどをBCJのHPで使わせて頂くことにした。
http://www.antinoo.com/
Yesturday