Diary: 2006年7月アーカイブ
日本の航空会社が10月に「全国どこへ飛んでも、1フライト7700円」の先行予約がはじまったが、ほとんどの便が売り切れ。 10月の日曜から木曜日にかけてという、普通ならあまり人が動かない時期なのだが、これにつられて、旅行する人が増えたようだ。
特に東京-沖縄線は凄くて、期間内全ての便が満席。 多分先行受付の「枠」はどのくらいかはわからないが、これに漏れると、8月1日の一般予約開始の申し込みとなり、いつもより、ネットや電話がつながり難くなることは必至で、相当努力しないと取れそうも無い。
航空会社も営利企業だから儲けるのは当然だけれども、設定期間が変な超割、貯めるだけ貯めさせておいて、使いたいときに予約が取れないマイルなど、ちょっと考えて欲しい。
欧米の格安航空会社をまねてつくった、AIR DO や スカイマークがイマイチ色さえないのは、やはり運賃設定が一番大きい原因と思う。 スカイマークは、今年度から、便の欠航や遅れた場合の対応を最小限にしかしないと変えて、「普通運賃」を値下げした。 例えば、9月の連休の最終日、札幌から東京へ戻ってくる便は、ANA、JALとも早朝の一部の便をのぞいて、割引運賃の設定がない。 なので今予約すると29800円の普通運賃しかない。
スカイマークは、その日、空席さえあれば、当日に航空券を買っても、19000円。 しかしながら、SKYはイメージが良くない。 事故こそ無いが、路線の開設・撤退が早すぎること。特に鹿児島線は、地元企業からの支援があったのだが、バッサリ斬って、東京-札幌線に就航したこと。 整備士の人員確保が問題になったこと、個人的には、「ヒコーキに乗る」という夢を感じさせてくれないこと、中途半端な運賃設定などなど感じる。
ANAがANAのブランドを付けないLCC(ローコストキャリア)を近いうちにつくると社長自ら言っているが、どんなものになるのだろうか。 ANAは現に、LCCではないものの、エアーニッポン、エアージャパン、エアーネクストという、傘下の会社を作り、コストを下げている。
「発着枠」がある羽田で、どのように、どこの路線に飛ばすか大いに興味がある。
個人的には、東京-大阪が常に片道1万円、 東京-札幌が同じく1.5万円位だったら使うかな。 マイル、機内サービスは当然無しでOK。
Yesturday