人権
12月1~10日まで人権週間であった。 とても地味なもので、すっかり忘れていた。 また、それが終わっているのに、その資料が配付された。
今年の人権週間の強調項目は
「女性の地位を高めよう」
「子どもの人権を守ろう」
「高齢者を大切にする心を育てよう」
「障害のある人の完全参加と平等を実現しよう」
「部落差別をなくそう」
「アイヌの人々に対する理解を深めよう」
「外国人の人権を尊重しよう」
「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
「刑を終えて出所した人に対する偏見をなくそう」
「犯罪被害者とその家族の人権に配慮しよう」
「インターネットを悪用した人権侵害は止めよう」
「性的指向を理由とする差別をなくそう」
「ホームレスに対する偏見をなくそう」
「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
である。 強調項目は裏返せば、現在の日本の人権で問題点があるところである。
この項目で、ゲイに関連する問題が3つある。
「HIV感染者やハンセン病患者等に対する偏見をなくそう」
「性同一性障害を理由とする差別をなくそう」
「性的指向を理由とする差別をなくそう」
である。 ゲイのコミュニティの中にいると、ある意味で慣れてしまって気がつかないことが多いのかもしれない。 また、東京、大阪などの大都市圏内ではあまり表面化しないが、地方ではより切実な問題となっているのであろう。
また、「性的指向」を取り上げたのは、当然のことだが、ここまで来るのに何年かかったのだろうか。
○「性的指向を理由とする差別をなくそう」
性的指向とは,sexual orientationの訳語であり,性的意識の対象が異性,同性又は両性のいずれに向かうかを示す概念のことで,具体的には,異性愛,同性愛,両性愛を指します。
性的指向を理由とする差別的取扱いについては,現在では,不当なことであるという認識が広がっていますが,特に,同性愛者については,いまだ偏見や差別を受けているのが現状であり,その人権擁護に資する啓発活動を行う必要があります。
法務省の人権擁護機関としても,性的指向を理由とする偏見や差別をなくし,理解を深めるための各種啓発活動を行っていきます。
(人権擁護局のHPより)
小さな歩みだが、一歩一歩良い方向に向かってもらいたい。
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コメント(1)
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Yesturday
最近、学校の授業で”SNSは差別被害者の社会参加を促すか?”ということを考えました。
マイノリティの人たちが、ネットにおいてなら主張や発言が
しやすく、それによって、なにかが変わるのではないか…
と思うのですが…
どうでしょう??