マイレージサービス

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 ここのところ、ずっと、はまっているのが、航空会社の行っている「マイレージサービス」だ。まんまと航空会社の思うツボにはまってしまっている。
 マイレージサービスは、簡単に言えば、量販店で行っているポイントサービス、スタンプサービスの類と一緒だと考えれば解りやすい。

マイル(=ポイント)の取得は、基本的には運賃を払って飛行機に乗れば、その移動した距離がそのままマイル数となりそれぞれの口座に貯まる仕組みである。溜まったマイルは、無料航空券やエコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードするときなどに使用できる。
 また、高頻度で同じ航空会社を使うと、優良顧客となり、扱いが変わってくる。これも、1年間にどれだけのマイル数を獲得できたかで次年度のステータスが変わってくる。
 私は嫌いな言葉だが「修行」という言葉がある。普通飛行機に乗るのは目的地に用事があるから乗るのであるが、「修行」とは、飛行機に乗って、マイル数や搭乗回数を増やすことを目的として飛行機に乗ることである。
日本の航空会社の制度では、毎年元日から大晦日までの1年間に30回搭乗または3万マイル搭乗で、第一段階、50回、5万マイルで第二段階、120回、10万マイルで第三段階のカテゴリーとなる。
その会社の第二、第三段階の優良顧客となると、明らかに一般の利用者と異なるサービスが受けられる。まず、飛行機に搭乗する際、特別な待合室(=ラウンジ)が提供される。ラウンジ内では、アルコールを含む飲み物は全て無料である。第二に予約とキャンセル待ちの際、一般の旅客よりも常に優先される。飛行機の中で着席できる場所をほぼ指定できるなど、多頻度で使用するユーザーはとてもありがたい制度である。故に、無理をしてでも年間50回搭乗を達成するために「修行」と称して乗ることとなる。日本の航空会社の場合は、無理をしてでも1回第二段階の顧客になれば、その顧客にしか入会申し込みの資格が与えられないクレジットカードを作成すれば、毎年会費1万円を支払い続けていれば、「第二段階」の優良顧客というステータスを持ち続けられる。
 私は米系の航空会社のマイルの会員だが、こちらは、優良顧客となるためには、毎年規定のマイル数を飛ぶことを要求される。しかしながら、この十数年間確実に毎年3回以上渡米している私は、かえって米系航空会社の方が使いやすい。アメリカでの航空券の値段は、距離当たりの単価が極端に安い。 通常時の成田-サンフランシスコ間の格安航空券の値段は6~8万円くらいである。それで得られるマイル数は約1万マイルである。日本国内線は運賃が距離当たりの単価が高く、通常、マイル数は倍にカウントされるが、東京-大阪間、安売りで2.6万円くらいで800マイルである。バーゲン運賃で東京-那覇で1万2千円で2000マイルが精一杯である。
ということで、私は、アメリカへ行ってマイルを稼いで、そのマイルを日本国内線の無料航空券に変えている。今年は東京-沖縄間を6往復無料券を使用した。
最近見た航空会社の広告で、東京-ニューヨーク間の格安航空券が3.5万円で売っていた。これを見たら「修行」しても良いかなと思った。

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1962年東京生まれ
1994年結成以来、Bear_Club_of_Japan 代表・会長

◎日本のGLB&Tコミュニティの中でひっそりと生息している◎日本各地、世界各国を熊を求めて行脚しているらしい◎最近は沖縄とサンフランシスコに頻繁に出没◎パートナーあり◎体重6キロのシャム猫と同居◎

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このページは、Lonestarが2004年12月22日 10:15に書いたブログ記事です。

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