<観光>ゲ_イバー
昨日は、友人と夕方から会って、安いイタリアンレストランで、たらふく食べて、ワインも二人で、2本と、かなりまわってきているのに、時間はまだ9時であった。場所が新宿だったので、その足で2丁目へ。
このごろ、あまり、2丁目には馴染みの店がない。何処かの店に行かなくてはならない、という強迫観念もない。よって、2丁目に出るときは、このごろ、新しい店を新規開拓や冒険を積極的にやっている。
昨夜も、そのつもりで、新しいバーのドアを開けた。 その店は、開店して半年、その場所でやっていた前の店のマスターも、そのまた前のマスターも知っているので、当然<普通>の(ゲイ)バーと疑うことなく入った。もちろんとても狭い店なので、レイアウトは変えようがない。ペンキを塗り直した程度だ。
入ってすぐ応対してくれたのは、若い(29歳)の従業員だった。「ママはすぐ戻りますから」と。しょうがないな、若専バーに来てしまったな、とこの時点で少し反省した。そこに、ママが登場。ここのママ、阿佐ヶ谷のバーのマスターと、出身が同じで、高校も先輩後輩との情報だけは入っていた。昨日は自宅で、この店をネットで検索したが、情報が一切出てこなかった。
ママが開口一番「どなたからのご紹介かしらぁ~?」と聞いてきたので、阿佐ヶ谷のマスターの話をした。ひとしきり彼の話題をしたところで、「ウチはホモ料金じゃないの」と、切り出してきた。「では、ショットで一杯・・・」というところでも「ショットで飲むくらいなら、(ボトルを)入れた方が安いわよぉ~」の応答。 「ああ、阿佐ヶ谷のマスターのボトルがあるから飲む~?」で、救われたのである。
正直このとき「観光バー」に来てしまった、と悟ったのである。多少、現金を多めに持ってきて良かったと感じた。 一刻も早くここを去りたいという気持ちを持ちながらも、顔は平静を装っていた。「あーら、頂いていいかしらぁ~」と先制パンチが飛んできた。「どうぞ」と、言うしか選択肢がない。
約15分間、ストレートの人たちが描く「ゲイ」そのもの言葉での洗礼をうけ、ストレートの男女混成の団体が入ってきたと同時に、脱出した。勘定は2人で5000円也であった。セット料金2000円の二人分とママのビール代1000円ということであろう。本当の観光バーへ行けばこんな値段では済まないことは承知しているので、15分間の「社会勉強」代と考えた。また、ママは我々を間違えて入ってきた客と認識はしていると思う。<観光>バーと考えれば、ごく普通の対応と思う。
そのあと<普通>のバーへ行って、ホッと落ち着いたのは言うまでもないことである。
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コメント(1)
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Yesturday
二丁目でつつがなく営業するためには、そういう店が増えるでしょうね?いわゆる「オカマキャラ」人気効果ですかね。
売上って、客単価×客数だから、あげるためにはどちらかをあげる。
店が小さければ、客単価をあげるしかないんでしょうね。
ノンケさんは、沖縄でも、ひとり3000円から5000円出しますよね。阿佐ヶ谷の(あ)も、手伝ったときに気づいたけど、真夜中のノンケさんたち、ほとんどが3000円前後のお勘定でした。
なぜ、子育てをしていないゲイは、、、って、のみに来る回数が多いのでしょうね。ひとりあたりの総額は、ゲイのほうが遊興等々にお金使ってるでしょう。