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2004年10月27日

知っていましたか?

s-GW-CAPTUER.jpg
今流行のSNSはどうやって運営しているのかを。

 当然、MIXIも慈善事業ではないので、何かしらの収入を得なければならないのは、納得できる。最近、各頁のトップに広告バナーが出現したので、それで賄っているのか、あるいは、将来何かの計画を持っていて、ある程度の人数を確保するための先行投資かと考えていた。 
 これを「まぁしょうがない」と考えるか、彼のように「一言ぐらい、説明があってもいいんじゃない」と考えるか、どちらが正解だろうか。
厨子ブログ: アンチmixi

投稿者 tokyobear : 15:43 | コメント (0) | トラックバック

Gay Blogers

"厨子ブログ: ゲイブログ群" によると、ゲイが書いているブログは、100を超えているそうだ。 これは「解っているだけ」であって、ゲイの内容を含まないブログを書いているゲイの数は当然含まない。

  このごろ私は、前に書いたSNSに執心で、自分のブログの書き込みが少ない事は、認識している。たしかに、SSNは、楽しい。特に、知り合いか知り合いの知り合いしかいないコミュニティなので、ある意味で安心できる。
 厨子ブログ: ゲイブログ群で記されているブログを全て読んではいないが、今後の楽しみが増えた。調べられた方に脱帽。
厨子ブログ: ゲイブログ群

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2004年10月26日

Aids & Society研究会議フォーラム

hiv&aids.bmp
私のもと相方(現親友)からメッセージが届きましたので、宣伝させて頂きます。
以下は原文のままです。

 私が理事の端くれに名を連ねている「AIDS&SOCIETY研究会議」という
全国のエイズNGOのネットワーク団体があります。そこで、来る11月6日(土曜
日)、「エイズと表現」シリーズというフォーラムを開催します。スピーカーとして
私の敬愛するお二人をお招きします。


 おひとりはゲイがなかなか一般メディアで正しく伝えにくく、その存在も見えにく
かった時代から、ラジオで日本中のゲイに向かって呼びかけ、その後のゲイ カル
チャーを担う若い世代に多大な影響を与え、自身もセクシュアリティやジェンダーに
まつわる表現を精力的に発信し続ける、タックこと大塚隆史さん。そしてもうおひと
りは、舞台俳優として長いキャリアを持つ青山吉良さん。青山さんはタックさんに触
発され、ゲイコミニュティーにでるようになり、ここ数年、ゲイとして意欲的に表現
活動をされています。


 そこには、表現する力が人を動かし、その表現を受け止めた人がまた新たな自分な
りの表現をするために動き出すという想像力の連鎖が存在します。無関心を装う日本
の社会にこの可視性の低いゲイやエイズの問題を問いかけるお二人の挑戦についてお
話をお伺いしたいと思います。


皆様、万障お繰り合わせの上、ご参加ください。


◆◆Aids & Society研究会議フォーラム◆◆


「エイズと表現」シリーズ2 想像するチカラ・表現するチカラ 
~ゲイカルチャーからの挑戦~


日時:11月6日(土)午後1時から 
場所:慶応義塾大学三田校舎
スピーカー:青山吉良さん(俳優) 
       大塚隆史さん(造形作家・バー『タックスノット』オーナー・マス
ター)
       ※文末の◆スピーカーのご紹介をご参照ください
司会:長谷川博史(JaNP+代表) 


内容(予定)
1、ゲイとエイズ・その不可視性の意味
2、ゲイを表現する。エイズを伝える。
3、「想像力」と「感受性」


◆コンセプト


 日本におけるHIV感染者・エイズ患者の半数以上はMSM(Men who have
Sexwith Men)であり、また予防をはじめとするエイズ問題への取り組みが最も活発
なのがゲイコミュニティです。


ここに至るまで、日本のゲイは自分のセクシュアリティを社会にむけて表現すること
すら困難な時代もありました。そんな状況下で自らの性のありようを肯定的に力強く
表現することで困難な状況を打開してきたのは想像力豊かな表現者たちでした。ゲイ
コミュニティのエイズへの取り組みにはこの経験がおおいに生かされています。ま
た、これらの表現に呼応して世代や地域を越えたムーブメントを生み出してきたのも
同様に想像力豊かな人々でした。


 眼に見えないHIVと立ち向かうとき、HIV陽性者が簡単にカミングアウトでき
ない状況にあるとき、性という口に出しにくい問題を見つめるとき、つまり現在の日
本でエイズと立ち向かうとき、必要なものがこの「想像力」です。これこそが日本の
エイズ対策に求められているものです。

◆スピーカーのご紹介


青山吉良(あおやま・きら)俳優
劇団「早稲田小劇場」出身。岩波ホール演劇公演『トロイアの女』で初舞台。「横浜
ボートシアター」を経て現在フリーで活動。ここ数年、オープンリーなゲイの俳優と
して表現を発信していきたいと、カミングアウトしているゲイの劇団「フライングス
テージ」やドラァーグショーに出演したり、昨秋には大塚隆史氏と演劇ユニット
「D.O.G」(Dangerous Old Gays)を旗揚げするなど新しい挑戦が始まっている。ま
た、犬童一心監督の新作映画『メゾン・ド・ヒミコ』('04年公開)に重要なゲイの
役で出演。新たに活動の場を広げている。主な出演な出演舞台として、冥の会『メ
ディア』、t.p.t.『あわれ彼女は娼婦』、シアターΧ『女中たち』、新国立劇場『野
望と夏草』、空中庭園『悲劇フェードル』、フライングステージ『トリック』、
D.O.G.『違う太鼓』など。


大塚隆史(おおつか・たかし)造形作家・バー経営
その昔、一世を風靡した『スネークマンショー』に参加し、ゲイのポジティブな生き
方をリスナーに向けて発信。これに影響を受けたゲイは数知れず。その後は造形作家
として活躍中。近年ではエッセイや翻訳等の執筆活動も盛ん。別冊宝島のゲイ三部作
『ゲイの贈り物』『ゲイのおもちゃ箱』『ゲイの学園天国』を責任編集。訳書に『危
険は承知/デレク・ジャーマンの遺言』(アップリンク・河出書房新社刊)、著書に
『2丁目からウロコ』(翔泳社刊)がある。現在、雑誌「バディ」に「アイノカタ
チ」を連載中。1982年、バー「タックスノット」を新宿に開店。若いゲイの(そして
若くないゲイの)良き相談相手として幅広い支持を得ている。

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2004年10月25日

台北

s-tpe.jpg
 昨日、台北から帰国した。外国に旅をしはじめて20年近くになるのに、アジア地域へは初渡航であった。何故台北?と聞かれたが、シーズンオフであるいま、航空券が安く、また、同時期に友人達が台北を訪れるので、それに便乗した。

  4時間弱のフライトの後、深夜12時近くに台北駅へ着いた。初めての国、街にはなるべく日のある内に到着したい。しかし格安チケット使用の身分、贅沢は言っていられない。 
  台北はコンビニだらけである、セブンイレブンやファミリーマートといった日本でおなじみの「便利商店」が、本当に至るところにある。ホテルへの道を尋ねたのもそこだった。
 台湾は食い道楽の人にはたまらない。繁華街の道の至る所で、露天から豪華なレストランまで、あらゆる種類の食べ物を売っている。屋台の方は、値段が、とても安かった。「夜市」とよばれる日本のお祭りの時出没する屋台が連なっているところがあったが、そこで、夕食分の焼きそばと焼飯を買ったが、量は日本の中華料理屋の2倍近くで、価格は邦貨にして2つで300円弱であった。味は、博打のような物であった、ヒットすると、至福な状態だが、外れると、口の中にいつまでも正体不明の食材の臭いがのこることになる。
  今回は、ガイドしてくださる方がいたので、台北市内の「FUNKY」というゲイバーを訪ねることできた。
ひっそりとした、ビジネス街の大通りを少し入った地下にそれはあった。その路はひっそりしていたのだが、地下へ降りていくと、耳をふさぎたくなるほどの、音楽が漏れている。何人か入場するために並んでいた。入場料NT$350でカンビール2本。現地価格としては、とても高い価格設定だ。 中にはいると数百名の人がいた。奥では、激しいリズムとともに踊っている集団があり、その手前のテーブルでは、幾十かのグループが話していた。その周りには無数に立っている人がいて、我々は、一番はずれに陣を取るほか無かった。入場の時、しっかりと年齢を確認しているので多分20歳以下の人はいないと思ったが、20代から30代全般が中心で、年配の方は見受けられなかった。
 2時間でそこを辞して次なるバーへ向かった。そこも、踊る場所があったが規模は小さかったが、全体にFUNKYよりも質が高いように感じた。 客層はやはり20~30歳台と外国人。
 今回の旅行では、アジアのパワーを感じた。

投稿者 tokyobear : 19:12 | コメント (1) | トラックバック

2004年10月19日

とかげ

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また、台風が近づいている。前のはあっという間に通過していったが、23号は、時速15キロという、ゆっくりとしたスピードで北上している。

 台風の名前は、2000年からアジア地区各国で申し合わせて統一した名前を使っている。今回のは「トカゲ」。 日本が名付けたものは、「有名でない星座名」のようだ。 「くじら」や「コップ」が星座名だと知っている人は少ないのではないか?

以下引用(名付け国、アルファベット表記、カタカナ表記、その意味)
日本 Tokage トカゲ とかげ座
ラオス Nock-ten ノックテン 鳥
マカオ Muifa ムイファー すもも
マレーシア Merbok マールボック 鳥の名前
ミクロネシア Nanmadol ナンマドル 有名な遺跡の名前
フィリピン Talas タラス 鋭さ
韓国 Noru ノルー のろしか(鹿)
タイ Kulap クラー ばら
米国 Roke ロウキー 男性の名前
ベトナム Sonca ソンカー さえずる鳥
カンボジア Nesat ネサット 漁師
中国 Haitang ハイタン 野生リンゴ
北朝鮮 Nalgae ナルガエ つばさ
香港 Banyan バンヤン 木の名前
日本 Washi ワシ わし座
ラオス Matsa マッツァ 魚の名前
マカオ Sanvu サンヴー さんご(珊瑚)
マレーシア Mawar マーワー ばら
ミクロネシア Guchol グチョル うこん
フィリピン Talim タリム 鋭い刃先
韓国 Nabi ナービー ちょう(蝶)
タイ Khanun カーヌン 果物の名前、パラミツ
米国 Vicente ヴェセンティ 女性の名前
ベトナム Saola サオラー 最近見つかった動物の名前

投稿者 tokyobear : 16:26 | コメント (0) | トラックバック

2004年10月12日

電子小間物

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前に書いたように、SNSはまってしまって、本家の自分のブログを書く時間が足りなくなってきている。あきらかに予想外だ。

 今日は朝晴れのち曇り、夕方から本降りの雨となってしまった。東京は今月もう500ミリ降っているという。
 私は、電子小間物が、とても好きで、どれくらい散財したか解らない。PDAのたぐいもそう。初代カシオペア(WIN CE)、PDAとPHSが一緒になった初代ジェニオ、IBMの小さいDOSノート、パームM100、クリエで今年はリナックスで動くザウルス。まぁ、このザウルス+PHSカードで、今のところ満足である。
 携帯は、もう10年くらい前に遡る。 当時はドコモと、IDO位しかなかった。端末も、いまの販売価格からすれば、相当高かった。だから、「シティフォン」でしか契約できなかった。それでも、通話料が、高かったのを記憶している。それを2年くらい使い、MOVAに。カラー表示がではじめて、三菱の端末に。そのあと、ソニーがMP3プレーヤーとケータイを合体させた、SO502MNへ。しかし電池の持ちが悪かった。そのあとSO504、SO505Iとソニー派になっていく。 特に505Iには、POBOXという、面倒くさがり屋の私には、とても楽な日本語入力システムが付属する。 しかし、重い、大きい。私の携帯使用頻度は、月額4000円くらい(PHSと2台で!)、通話は、月の無料通話分で賄えるくらい。 
 シンプルなケータイ、カメラなし、通話と、Iモードとメールのみ。505ISや506ICに変えるのなら、試してみてもいいや、という気になりました。 10ヶ月で端末変えるのは、地球に優しく無いことは充分解っているつもりですが、「電子小間物」に弱い私のツボを押したケータイでした。 

http://www.nttdocomo.co.jp/p_s/products/keitai/premini/
 

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2004年10月08日

復帰最大級

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とうとう来てしまった。台風22号。沖縄では今年「復帰最大級」の台風という言葉をよく聞いた。

 今のところ、気圧は920hPa、という、トンデモナイやつ。大きさは昔で言う、「中型」だが、920hPaというのは、東京では聴いたことがない。
 明日、午後から雨が降り出し、クライマックスは夕方とのこと。一般人は明日から3連休。午後から羽田&成田発着の飛行機は影響が出るんじゃないかな。
 今年は、台風の影響で航空会社の経費が増して、財務が苦しくなっているとのこと、原油が高騰していることと併せて、多分、航空運賃が上がる。多分、普通運賃はいじらずに、各種割引運賃の底上げをするんじゃないかな。それと、今日、主に、ANAとエア・ドゥが使用する羽田空港の第2ターミナルが竣工したが、空港使用料100円徴収は決定事項。これは、従来のターミナルを使用するJAL系搭乗客からも徴する模様。
 キップと一緒に支払っている「航空保険料」(1区間300円)と同じく、何となく払ってしまうんだろうな。 成田の2040円、関空の2650円(国際線利用時のみ)よりは断然安いのだが。逆にこれらは高過ぎではないか。
 台風が来ると、格納庫に入りきれない飛行機は、影響のない空港へ待避する。ご存じのように、東京羽田は日本最大の飛行機が置かれているところ。連休+台風+東京で航空会社の担当者は今夜は徹夜となるだろう。

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2004年10月06日

SNSその2

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はまってしまった。SNS。このブログとリンクをしていたのだが、こちらはやや重いので、別の日記とした。

  二つの日記を書くこととなってしまったのだが、まあ、それはそれで良い。 SNSは、毎日ドンドン新しい参加者が増えている。 「コミュニティ」というネット上のサークルも、万のオーダーである。それが、会員数の増加によって、とても細分化してきた。
  私も、とある航空会社のコミュニティと、サンフランシスコのSOMAのコミュニティを立ち上げてみた。後者はゲイ関係なので非公開にしているが、前者は全ての会員が閲覧できる「公開」にしてみたら、一晩で、7人の人が登録してくれた。
  もし、何となく今のインターネットコミュニケーションが面白くなくなった人がいれば、SNSへ参加することを勧める。 私の周りでは自ら「SNS」依存症と称している輩もいる。

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2004年10月05日

Hawaiian & Okinawan

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  ハワイの話題の続き。 ハワイに着いて思うことは、沖縄に似ている!ということである。 島、海、温暖な気候などハードな部分だけでなく、人々の心も似ている。

  私は、那覇の国際通りを100倍高級化したら、ハワイのカラカウア通りになると人に話している。コンセプトはそっくり。
  ワイキキにはABCというコンビニが、異常なくらいあちこちにあって、そこでは食品から衣料品まで、およそ旅行者がその途中で必要な日用品は何でもそろっている。 食品は、スナック菓子、飲料、ビールやワイン、そしてリカーまで何でもそろっている。値段は、観光地価格と思えた。サンドイッチやサラダに混じって、日本食も多数おかれている。おにぎりはもちろん、そうめん、ざる蕎麦のパックも見受けられた。そのなかで、目を引いたのは「スパムむすび」。 スパムハムをスライスし焦げ目が付くくらい焼き、にぎり寿司の2倍くらいのご飯の上に乗せ細い海苔を巻いた物である。ハワイのゴルフ場で創作されたらしい。ABCで$1.30くらい。
  土曜の夕方、ホテルで寂しい夕食、ABCでスパムむすび、特売で$2.40で40オンスのビール。持って行ったラジオでKZOOを聞いてみた。KZOOはAMで日本語で放送して、日本の放送を中継していたり、ホノルルのスタジオから生放送している。 スイッチを入れた途端、沖縄民謡が流れてきた。
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  ハワイにおける沖縄県民の歴史は
「沖縄からの本格的な集団移民は、明治32年(1899)にハワイへ向けての移民団30人(うち上陸者は26人)が翌年1月に上陸したことにはじまる。
ハワイの沖縄県人会は、戦後間もないころ母県への救済を目的にいち早く「沖縄救済更生会」を設立し、米本土や南米各地の沖縄救済会設立の牽引役を担い、戦後沖縄の教育・経済・文化の復興を図ることに努めた。 」(沖縄県立博物館資料より)
  と大変歴史があるコミュニティである。全米各地では「日系コミュニティ」はたくさんあるが、県別では多分沖縄だけであろう。これは、全世界的に見ても同じである。
  件のラジオは、誠に美しいウチナー口で、民謡からBEGINや夏川りみまでバラエティに富んでいた。

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2004年10月04日

観光地

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 今日、ホノルルから戻った。2回目だが、ワイキキには馴染めなかった。30年くらいの前の熱海を想像してしまった。

  ホノルルというところは、「大」観光地で、主にアメリカ本土からと日本からの客が多い。私は、基本的に自分の旅行で意識的に「観光地」は外す。自分の旅行スタイルは、行った先で、一時的に「現地人」になれるような場所が好きだ。
  ワイキキという場所は、100%と言っていいほど観光客の落とすカネで賄われている。メインストリートは「カラカウア大通り」ここには、有名ブランドのブティックが建ち並び、その間隙を縫って土産物屋で埋め尽くされている。確かに日本人もアメリカ人も旅行となると、財布の紐が緩くなる。それを狙って、これでもか、と責め立てられているようである。
  最近の沖縄、那覇の国際通りも、似たような状況にある。端から端まで歩いても、興味をそそる店舗は皆無に感じる。しかし、国際通りを外れて一歩入れば、農連市場だの桜坂だのと、地元の方の息が聞こえる場所がある。 ワイキキには無いのだ。ブランド物に興味のない私は、ブティックは無用だし、土産は買わない主義だ。では、何で行ったの? と、問われそうだが、ホノルルの場合、クルマを借りなければホテルのある場所は、ワイキキにしかない。ダウンタウンには、ホテルは無い。
  日本人は、何故ハワイまで行って、日頃見慣れている店にはいるのであろうか? ラーメン店だけでも「天下一品」「王将」「えぞ菊」「なかむら」などある、「モスバーガー」や「ココ壱」も見かけた。
  いくら安いとはいえ、お金を払って、7時間もかけて来た、南の島で、これはないんじゃないかなぁ。もちろん日本人の習性を知っていて、そこで店を開けば人が来るのが現実なので、彼らのビジネスは正解ではあるが。
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  泊まったホテルは、日本で予約した、多分ワイキキで一番の激安ホテルだった。1泊あたり3500円。これは税金を含んだ額なので、実際は3000円、ホテルの収入は2000円位だろう。
  若干の不安はあったが、評価は80点だった。 3泊したが、ハウスキーピングが無し、というのも、逆に気に入った。 ホテルに連泊すると、日中、掃除が何時に来るのか気になって、昼間ホテルにのんびりして居られない。特に私のような夜遊び好きだと、行動が昼夜逆転するので、昼間、気兼ねなく休めるのはとても良い。 ホテルの備品類は、最小限。かろうじてエアコン付きだったことが評価される。 アメリカでは常識的にあるはずの時計付きラジオが無い。テレビはあるが、リモコンが無い。いちばん困ったことは、コップが無かったことである。ホテルのコップは、そのホテルのクラスで変わる。中級から上では、ガラスのコップ、それ以下では、使い捨てのプラスティックのコップと相場が決まっているのであるが、ここにはそれすらおいてなかった。これは結構困る。水を飲むのも、歯を磨くのも、手ですくって飲むしか方法が無い。
  隣の建物が、長期滞在者のための、安いコンドミニアムになっているせいか、その雑音と、生活音、道から聞こえてくるクルマの音が気になったが、これも価格で相殺できる。 この手のホテルでありがちな門限もなく、24時間フロントには人がいた。
  週末の深夜、2時前にバーから戻ってくる途中に、ストリートガールのお嬢さんに声をかけられた「遊びぃ?」と。 いままで、アメリカ本土では経験したことの無いことであった。

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