発達障害

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 この頃、比較的良く聞く言葉に「発達障害」という言葉がある。 今、障害者週間ではあるが、国の認める障害は「三障害」と呼ばれ障害者自立支援法等で規定されて、身体障害、知的障害、そして精神障害である。
 
 以下Wikiからの転載。

発達障害(はったつしょうがい/Developmental Disorders, Developmental Disabilities)は、一般的に、乳児期から幼児期にかけて様々な原因が影響し、発達の「遅れ」や質的な「歪み」、機能獲得の困難さが生じる心身の障害を指す概念。学術的には知的障害(精神発達遅滞)を含むが、一般的には、知的障害を伴わない軽度発達障害だけを指す場合も多い。発達障害児の示す発達の「遅滞」や「ゆがみ」は、決して不変のものではなく、適切な療育により発達を促し、改善していけるものであるとされる。発達障害児が有する特徴を遅滞や歪みとは捉えない考え方・立場もある。

「心理的発達に関する障害」というと、愛情や育ち方が悪かったために正常に発達しなかった、というような印象を与えるが、発達障害に含まれるのは全て「生物学的要因による障害」であり、養育態度の問題など心理的な環境要因や教育が原因となったものは含めない。大多数は先天的であり、そうでないものも比較的低年齢に生じた他の疾患の後遺症による。


と説明している。 言葉としてLD、ADHD、アスペルガー症候群という言葉がある。

 私は私自身アスペルガー症候群としての認識がある。 幼少時には全く認識はしなかったが、この歳になり、文献を読むにつれ、自分がアスペルガー症候群を持った人間と認識するようになった。

 発達障害を「治す」手段は無い。 しかし、若いうちに認識すれば、それなりの対応ができたのかと、多少悔やんでいる。もし、就職する前に認識できれば、対人関係に問題が起きやすいアスペルガー症候群の人はそれなりの就職先を探すことが出来る。 私は、20年以上前就職する段階で、自分の障害を認識していなかったのである。 それが、今になり、非常に人間関係に苦労している。

 この障害は非常に多くの人がもっていて、成人した方はほとんど認識をされていないという事実があると思う。 また、私のように認識しても、どうしようもないのが現実なのである。 

 ようやく国レベルにおいても、発達障害を第四の「障害者」として認識しつつあるように感じるが、その施策が、発達途上の子供達にとどまるのである。 いまのところ成人に達した発達障害者への支援は示されていない。

 今年の流行語大賞のノミネートで「KY」(空気を読めない)が入っていたが、アスペルガー症候群を持った人の特徴でもあるのである。





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1962年東京生まれ
1994年結成以来、Bear_Club_of_Japan 代表・会長

◎日本のGLB&Tコミュニティの中でひっそりと生息している◎日本各地、世界各国を熊を求めて行脚しているらしい◎最近は沖縄とサンフランシスコに頻繁に出没◎パートナーあり◎体重6キロのシャム猫と同居◎

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このページは、Lonestarが2007年12月10日 18:17に書いたブログ記事です。

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